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バスケが題材じゃなくてもイケる作品でした「俺たちダンクシューター」

俺たちダンクシューター ☆映画あらすじと感想
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俺たちダンクシューター (字幕版)

3.0 ポンコツコメディってサイコー

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\サブスク引き籠り応援団です/

売れっ子歌手が買い取ったのは”バスケットチーム”

”ラブ・ミー・セクシー”がチャート1位に輝き売れっ子歌手となったジャッキー・ムーン。そのお金を元手に”トロピックス”というフリントのバスケットチームを買収します。オーナー・監督・選手と3役をこなしますが、その手法は滅茶苦茶でチームは負け込み、乱闘も増加。観客動員数も過去最悪となりチームは破綻目前となっていました。

ある日の試合後、トロピックスの選手たちは不安を覚えジャッキーに”チームが存続できるのか”と問い詰めます。するとジャッキーは「絶対に秘密だ。明朝のリーグ会議で、NBAに吸収されるかも知れない。」と告げ去ります。そしてその当日、リーグ会議で”NBAへ吸収決定”を聞くと狂喜乱舞で喜びます。しかし吸収は4チームのみで、他チームは解散となります。ジャッキーはその4チームに入る為、選手補強・チームの宣伝に走り出しました。

ウィル・フェレルとウディ・ハレルソン

オーナー兼・監督兼・選手ジャッキー・ムーン役のウィル・フェレルイカれた役が多く、そしてとても似合う方です。本作も冒頭からルール無用の乱闘騒ぎや、ゲーム最中の飲酒が当然というヤバイ役柄を魅せつけてくれました。”自分が目立つ!”に特化したジャッキーの自己欲求を満たすためだけのチーム運営は、おかしな踊りと謎の作戦で常に笑わかせてくれました。

そしてもう一人の主役格エド役は、映画ではまともなのに私生活がヤバイ人ウディ・ハレルソン。本作ではチーム再生のキーマンになりますが、短気で乱暴者というキャラを演じます。試合放送中では感情を抑える事ができますが、CMに入れば乱闘しても大丈夫というハードボイルドな考え方には感動。このジャッキー(ウィル)とエド(ウディ)の絡みはヒューマン的な要素が豊富で、コメディながらもいい話にしようとする努力が感じられました…。

とりあえず”バスケットボール”

スポーツコメディですがバスケの意味は特にありませんでした。本当に終盤になると、今では当たり前の”とある技”が炸裂します。このシーンの為にバスケが選ばれたのではないでしょうか。それ以外ではNTR好きな男がハアハアしたり、吐いた事のない男を吐かすに空腸殴りを食らわせたりと、バスケに関係ない、むしろスポーツジャンルじゃなくても良かった作品です。

しかしこのウィルが主役の”俺たちシリーズ”は味があります。クセなのかもしれませんが、毎回評価は3~3.5とわかっていますが観てしまいます。下らないとわかっているけど楽しみなシリーズ作って大事で、古くても観直して新作情報出れば”どうしようかな”と思いながらも結局観てしまう。ちょっと人生に疲れた時に観ると、脱力ができて”クダラナイ明日”に立ち向かえる作品になっています。

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