観てて苦しい・・・
過去と現在
小さな町に住む春・晃・朔・正樹の中学生4人組はいつもつるんでいます。しかし正樹がある日、町の中央にある橋の下で遺体となって発見されてしまいます。町全体が消沈した中、春・晃・朔は正樹が懐いていた老人”おんさんが犯人だ!”と激昂し、おんさんの住む小屋へ押しかけ、春はおんさんを殺害してしまうのでした。
そして22年後、少年院から出た春は暴力団と繋がりのある建設会社社長、朔は跡目を継いで農家となります。そこに町を出て刑事となった晃が戻り3人は再会します。しかしこの時、春が面倒を見ていた小林の遺体が22年前と同じ橋の下で見つかり、更に正樹の持っていた財布も見つかりました。過去と現在、この2つの事件の関連性とは・・・?
消えない傷となって・・・
小さな町で起きた正樹の事件は”それ自体が異常”で、町中が疑心暗鬼に包まれます。仲の良かった3人が犯人捜しに躍起になるのは当然でした。犯人役となったおんさんは、視聴者から観ても確かに胡散臭い。僕が中学生だったなら、と考えても真っ先に怪しいと頭に浮かぶのは間違いない相手です。
しかしこれが”正解だったのか”は作中後半までわかりません。3人の思い込みで殺害に至り、少年院へ行く事となった春。この出来事は3人にとって”町での辛い出来事”として永遠に残ります。しかも真実が明らかになるに連れて軽くはならず、益々重くのしかかる出来事に・・・鬱やん・・・
仕方なくていたたまれない
真実が明らかになり、もう一度あの頃に戻れたら・・・なんて感じる反面、誰もが仕方ない選択をした、とも感じる少年時代。大人の悪意に染められていく少年が大人になってまた悪意で町を染める。この悪循環をどこかで断ち切らないと真の解決と大団円は訪れないなあ・・・という溜息混じりな感想です。
”罪とは”的な作品で、本人が認めず発覚しなければ罪ではない、もしくは自認していなければ罪とはならない、それは罪という言葉の意味を考えさせるモノでした。”禍根を残す”ことは誰の為にもなりませんねえ・・・20年前かあ・・・学生時代に色々借りパクしたような気がするなあ・・・自認してないからセーフかなあ・・・



コメント も、文句以外で・・・