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誰もが興味を持つはずだった「大怪獣のあとしまつ」

大怪獣の後始末 ☆映画あらすじと感想
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大怪獣のあとしまつ

3.0 本気で見てはいけない!!!

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\サブスク引き籠り応援団です/

日本だけの出来事

どこからともなく、光と共に現れたのは巨大怪獣。日本中を恐怖に陥れたこの大怪獣にも、とうとう倒れる日がやってきます。討伐に参加した隊員たちにも帰還命令が出され、外国にも”これで安全になりました”と発表が出来るようになった日本ですがまだ大きな問題、そう”あとしまつ”が残されていました。

しかし全長380m高さ155mという巨大な死骸。処理するにも方法がよく分かりません。更に官邸では”どの部署が死体処理を行うのか”という仕事の擦り付け合いの為、一向に進展がなく、そうしているうちに腐敗が進み、体内にガスが充満しガス漏れや爆発を起こす恐れが出てきました。そこで元々は怪獣討伐の為に結成された特務隊雨宮正彦が「特務にさせましょう。」と発言。同じく元特務隊の帯刀アラタが選任され、いよいよ怪獣のあとしまつに乗り出す・・・はずなのですが・・・

日本の特産品

世界から”日本で暴れてる生物だから日本で何とかしろ”と言われ続けていた政府。しかし倒した後、死体から放射能や細菌放出の恐れはないと国内外に発表した直後に掌が還ります。諸外国が死体を欲しがったのです。そこで取った本作日本の作戦が中々に日本らしい発想でした。

それは死体に”希望”という名をつけ、新名所として観光を促す方向に動き出すのです。何と言いますか”やりそう!”の一言。更に国内で責任と業務の擦り付け合いで、死体の状態はドンドン劣化していきます。そして2次災害まで発生していく”手遅れ”な姿は日本あるあるではないでしょうか。悪ふざけした官邸の扱いも含めてパンチの効いた作品でした。

皆興味のあった”あの怪獣のあとしまつ”

大人になってから、ふと気になるような特撮事情に触れた作品怪獣のリアルさも良く、番宣も良かったのですがこけてます。それは風刺に偏り過ぎてコメディ感を強調しすぎ、という点にありました。しかし黙々と処理映像を流されても困るので、コメディ要素は必要。日本風刺と考えれば、ここまで意地汚い姿を表現するのも”映画ならでは”とも思えます。

元の題材にとても興味惹かれ”この怪獣はここに気を付けて、こういう風に処理するんだ”とかしている間に、次の怪獣に襲われる・・・みたいな日常系を想像していました。なのでちょっと政府の思惑シーンが多いのも気になってしまいました。”見たいモノと違った感”はありますが、風刺が効いているのと、何を言っても題材・設定が魅力的なので観て損なんかしません。ちょっと観る側の許容する心も必要ですが、たまにはこんな特撮系もアリでした。

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