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綺麗じゃないと受け入れられない「フランケンシュタイン アダム・ザ・モンスター」

フランケンシュタイン アダム ☆映画あらすじと感想
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3.2 人間はグロに冷たい

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人造人間の誕生

とある地下研究所で1人の青年が目覚めます。この青年はヴィクターマーカスエリザベスという3人の学者によって生み出された人造人間でした。外見は成人ですが目覚めたばかりの彼は知能が赤子同等です。言葉も食事も理解できない、本能だけの彼エリザベスは母親的な存在となり面倒を見ます。

順調な研究結果が得られていたこの実験ですが、青年の顔・身体にデキモノが見られ始めます。醜く膨れ破れてしまった様子から、「実験は失敗した。」と判断し安楽死を決行。心臓が止まったはずの青年ですが、突如起き上がり近くにいたマーカスを締めあげ殺害。そして研究所から脱出し、世に放たれてしまうのでした。

グロさが際立ってしまう、原作通り”救いのない”物語

青年の外見がかなりグロい。更に生き延びるために虫食い等の描写もあります。これは鬱・グロ認定な作品で観る前に覚悟が必要。明るい要素が見え隠れしますが、それでもちょっと目を背けてしまうシーンも多くなっています。しかしながらこのフランケンシュタインの怪物を映像化するには、醜さがどうしても必要になるのです。

フランケンシュタイン (光文社古典新訳文庫 Aシ 5-1)の原本通り、”理想の人間を創造”したけど醜い為に見捨てられてしまったという有名なモンスターの現代版。人間社会に馴染もうとする彼拒否する社会。そこには外見の醜さとコミュ障の否定、そして創り出した責任を取らない人間の醜悪さが詰められていました。

愛を求める純粋なモンスター

理想の人間として創り出された青年。腫瘍でも死なない体を授かりましたが、問題は病症や傷跡が残ることです。爛れた顔や体は醜く、人間を遠ざけてしまいます。更に怪力であることも人々の恐怖を煽ってしまうことに。しかし外見が醜いという理由から始まった拒絶により、モンスターと呼ぶには儚く脆い心が育ってしまいました。

原作に忠実な現代版として見れば良作。視聴後、僕の耳には”MOM(マンマ)”という言葉が残りました。地球上で一番温かいはずのこの単語、作中では悲痛な叫びになっています。創られた・怪力という部分よりも”醜い”が先行するモンスター扱いは見ていて辛い。しかし僕自身実際にこの青年と相対したら一目散に逃げてしまうんだろうなあ・・・ちょっと情けない・・・

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