大丈夫キレてる
妖怪から人間を護れ
はるか昔、妖怪から人間を護るために”結界”が張られました。しかし何者かによって結界は壊され、妖怪たちが人間界に入ってきました。奴らを捉えるため、妖怪ハンターである仙人プウが降り立ちます。普段は学者として素性を隠し、いざという時には”陰陽の筆”で妖怪を封印していきます。
そんなプウが住む街周辺では少女の連続誘拐事件が起こっています。見習い護衛兵であるヤンフェイは「妖怪の仕業です!」と上司に伝えるのですが、全く相手にされません。そんな時に出会った怪しい学者プウ。胡散臭い小説を売るこの男をヤンフェイは調べるのですが・・・
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原作は中国の妖怪小説
中国ではとても有名な短編小説「聊斎志異(しょうさいしい)」の作者をモデルにして作られた本作。各地で口伝として残っていた怪異を集めて小説にまとられたこの小説は、妖怪文学としての評価が高く現在の作品にも強く影響を与えています。
日本では手塚治虫が「新・聊斎志異」という漫画シリーズを描いています。芥川龍之介の”酒虫”のは小説の”酒蟲”を翻訳したもので、1959年には日本でTVドラマ化までされていました。思惑日本でも馴染みのある小説ですが、これをジャッキーが演じると・・・
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還暦超えてもまだまだイケる
全盛期と比べれば、的な評価はあるでしょうが”66歳のおじさん”と考えればキレキレです。本作ではCGも豊富でジャッキーコメディも健在。年齢的に心配でしょうがご心配なく、ちゃんと御馴染みの椅子アクションも魅せてくれました。
仙人や父親役の作品が増えており、それが似合う年齢・存在になりました。徐々にジャッキー映画も様変わりをしていくのですが、それもまた面白い物です。本作はちょっと物悲しいストーリーで涙ポロリもあるファンタジー物。激しさは少ないですが、たまには”しっぽり観る”ジャッキーも良い物でした。
木人の伝説はここから始まった・・・「少林寺木人拳」
1977年のジャッキー映画「木人拳」のあらすじと感想。親を殺害されたショックで口を開かなくなった青年。時に殺人拳、時に活人拳を学びながら逞しくなっていきます。そして少林寺から卒業するため”木人路”へ挑みます。日本のジャッキー伝説はここから始まりました。
盛りだくさんな80日間世界一周がジャッキーによって更に盛られた冒険活劇「80デイズ」
19世紀イギリスで発明家フィリアス・フォッグはパスパルトゥーと名乗るこの男を執事兼実験員として雇用することになります。しかし天敵である科学大臣ケルヴィン卿と一揉め。「80日間で世界一周してみせる」と公言。フィリアスとパスパルトゥーの命運をかけた世界一周旅行が始まります。
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