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辛い現実から逃げ込んだ先は「パンズ・ラビリンス」

パンズラビリンス 名作?迷作?B級LOVE
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3.2 恐怖政治に希望はない・・・

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\サブスク引き籠り応援団です/

独裁政権に生れた子供

1944年のスペインは内戦が終わり一安心・・・とはいかず、国民は新たな独裁政権によって苦しめられていました。そんな時代に生れた少女オフェリアは本の虫です。母と一緒に新しい父親となるビダル大尉の家へ向かう時も本を手放しません。そんなオフェリアはふと山中で奇妙な虫の妖精を見かけるのでした。

ビダル大尉は母には優しくオフェリアには冷たい態度。ゲリラと戦っているというのですが、実際は銃を持ってウサギを追う農民を捕まえて処罰するような男。その様子にオフェリアも気持ちが落ちていきます。そんな時オフェリアの寝室に虫の妖精が入ってきます。着いていった先で”迷宮の守護神パン”と名乗る怪物から”実はオフェリアはモアナ王女の生まれ変わり”だと知らされるのでした。

スペインの混乱

1930年頃からの内戦で右派・左派が激しく対立しているスペイン。1936年の選挙で勝敗は決しますが、両派の争いは更に激しくなり政治など存在していないも同然な状態に陥ります。そして1936年の夏からフランコ将軍による本土攻撃が開始。10月にはヒトラー・ムッソリーニの支持をうけフランコ勝手に国家元首を宣言しました。

そして1939年に内戦が終わるとスペイン指導者となったフランコによる粛清が始まります。そしてほぼ同時期に第2次世界大戦が勃発。大混乱が伺えるのですが、フランコは中立国を守り、粛清や刑罰も少しずつ緩和されていきます。本作は少しずつ緩和している真っ最中の時代で、場所によってはまだまだ恐怖政治が続いている頃となっています。

王女の結末は「いつまでも幸せにくらしました」が定番

荒れるスペインでの過酷な環境にオフェリアは疲れています。そこに現れた妖精は味方なのか、それとも悪魔なのか”王女”として認められれば望む結末を迎えれるかも、、、という期待が見えるオフェリア。しかしパンズ・ラビリンスの世界も、決して希望に満ち溢れたモノではありませんでした。・・・むしろトラウマレベルにキモイ・・・

現実で打ちのめされ、ラビリンスでも嫌な思いを繰り返します。魔法の世界は万能ではなかったのです。そんな薄暗さしかない世界でオフェリアの奮闘と、迎えるラストは溜息がこぼれるでしょう。そして何より伝えたい。パッケージに騙されてはいけない!グロファンタジーなんだ!!子供には見せるなよ!!!と。

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