音楽の力が・・・マクロスみたい
任務は失敗したが補給休暇は楽しみ
カーク艦長はエイリアンとの平和交渉を行っていましたが、見事に交渉決裂。「やれやれ」と補給休暇を楽しもうとしていた矢先、救援信号が届きます。とある星に不時着したクルーからで、「不安定な星雲に囲まれており、通常の船では抜けられない」という内容。最新装備のエンタープライズ号で救出に向かうことになります。
アルタミット星へ無事辿り着いたエンタープライズ号ですが、突如大量の小型鑑隊から襲撃されます。さらに敵自身も艦内に乗り込んでしまい既に抵抗することもままなりません。エンタープライズ号は破壊され、カーク艦長は全クルーに退避命令。とうとうエンタープライズ号は撃沈され、アルタミット星へと墜落してしまうのでした。
さらばエンタープライズ号
スタートレックシリーズの中心鑑エンタープライズ号。核融合推進で1200光年の距離を連続飛行が可能、さらにワープまで行えます。武器は空間魚雷と素粒子ビームを搭載しており、防御面でも「防御プレート」を備えています(BEYOND時代はシールド張れません)。連邦軍の切り札であり最新設備に選りすぐりのクルーが搭乗しているハイパー戦艦です。
無敵艦と思っていたエンタープライズ号の大破は衝撃的でした。しかも割と無抵抗で呆気なく沈んでいく姿を「あぇぁ・・・」と情けない声を出して観ていました。想像以上の激しい攻撃、そして「鑑の武器とは相性が悪いです」とスポックの一言。このスタートレックでエンタープライズが沈むとか・・・絶望感がある展開です。
”これから”に悩むカークとスポック
カークは艦長の任を継続するのか悩み、スポックはもう一人の自分であるスポック大使の死亡を聞き、その跡を引き継ぐため鑑を去ることを検討しています。共に立ち去る準備に入っていた時の出来事。悩む2人に相対する敵は強く明確な目的を持っていました。この旅を経て2人は自身の悩みよりも大切なものを見つけます。それが何かは観てからのお楽しみ。
今回はスポック&ドクターの絡みがとても好きです。お互いに認め合っているがドクターは正直になれない。スポックはそもそもお世辞しない。このコンビの活躍は今作の華でした。こうやって関係性が出来ていく姿は今後に繋がるシーンです。後半で敵艦隊と戦う時に流れた音楽『サボタージュ』。これは2009年版スタートレックでカークが車運転中に流れていました。だから「良い曲だ」と言ってたんですね。
⇑ ドラマですが、SF考察好きならハマります
コメント も、文句以外で・・・