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”おとぎの国”から何かを引いてしまった怪作「アリス(1988)」

アリス アニメ
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4.0 とても評価しづらい作品

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\サブスク引き籠り応援団です/

退屈している少女に何かが起きた

子供部屋で退屈そうにしている少女アリス。お茶に石を投げて時間を潰していると突然、ガラスケースの中に置かれたウサギの人形が動き出しました。隠していた赤い正装衣装に着替え、裁断ハサミを取り出すとガラスを割り外に出ます。そして懐中時計を取り出す「大変だ、また遅刻だ。」と呟き、机の引き出しの中に入って行ってしまいました。

好奇心に駆られたアリスもウサギに続いて引き出しに入ります。着いた先ではウサギが”おがくず”を食べていました。アリスが声を掛けると逃げ出してしまい、姿を見失います。さらにアリスは尻もちを突いてバケツにはまると、バケツの底が抜けて地下深くまで移動することに。そして辿り着いた先には大・小のドアがあり、アリスはここから更に不思議な体験をしていくことになります。

全てが不気味なアリス作品

アリス役クリスティーナ・コホウトヴァーは可愛いクラシックな雰囲気も悪くない。しかし他はあえて不気味に作り込まれたパペットアニメでした。アリスと言えば”遅刻ウサギ”ですが、本作は元が人形であり中身がオガクズ。何故中身がわかるのか、それは登場時から腹部が裂けているからです。いきなりヤバそうでしょ?

人間はアリスしか登場せず、色々な”動物らしき人形”が蠢く世界で、何かを口にするたびにアリスの体に異変が起こります。しかしその口にするものがインクに見えるんです。インクなのかな?匂いが良いのかインク?をグビグビ飲む姿に引きました。これらは全て序盤ですので・・・まだまだ続くんですよ・・・この世界観・・・

大事なモノを引いたら子供向けじゃなくなった

本作はアリス特有のメルヘン(御伽のような)チックを削除していました。一番大事と思われた世界観そのものが失われたような感覚で、”動物の擬人化という可愛らしい”はずの箇所は、”パペットの不気味さ”に変革されています。しかしこの作品は間違いなく”不思議の国のアリス”なのです。

不思議の国を思惑忠実に再現しており、動物達もちょっと造形が違うだけで割と原作に近い出演の仕方。リアル感が強いものの、子供の空想ファンタジーという概念に変わりありません。奇妙で不気味で何故か美しい、そんなアリスを希望ならこのヤン・シュヴァンクマイエル監督のアリスで決まりです。

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