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餡の入ってないアンパンには無限の可能性があった「クロス・マネジ」

クロス・マネジ 漫画
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4.0 夢中になるきっかけって何だろう

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あんのないアンパン、ポケットのない猫型ロボット

高校1年の3学期、怪我でサッカーを辞めた櫻井玄哲は心機一転して部活を探しています。しかしどの部活でも上手くいきません。そんなある日の帰り道、ラクロスの練習をしている豊口深空を見つけます。豊口がシュートした時、ボールは櫻井に当たります。謝る豊口に”気にしてない”と告げ、一緒にボールを探すのですが豊口の”スポーツは自身でもやってみなきゃ”という一言にイラつき、口論となり別れてしまいます。

しかし2年になると2人は同じクラスになり気まずい雰囲気。口を利く事さえないのですが、ある日雨の中で練習する豊口が足をひねり転倒。目撃した櫻井は思わず駆け寄り”怪我したら元も子もないだろうが!”と激昂します。それでも”上手くなりたいけど、ならない”と落ち込む姿に櫻井はシュート練習に付き合う事にします。これが櫻井の”空っぽ”を埋める出来事になると知れずに。

夢中になれたのは何故ですか?

豊口深空は”何もできない子”です。勉強も料理もスポーツも、何一つ上手くいかないと自分で知っていた少女でした。しかし生まれて初めてのラクロスで、一発でシュートが決まりました。この時の感動が彼女をラクロスの虜にしていまいました。不器用だからこそ、この快感が忘れられなくなったのです。

僕はバスケでした。スポーツ苦手で漫画とゲームに必死な小学校時代。学校の授業で行ったバスケで何故だか褒められました(ちょっと詳しく覚えてないけど)。それから友人と遊び、社会人バスケ、草野球、フットサルと多少のスポーツも楽しみました。上手くないけど楽しかった、そして上手くなりたかった、そんな思い出のせいで心に沁みたこの作品。それと何でも上手くできる側の櫻井の気持ちはわかりませんが、彼の”空になった”という気持ちは理解できます。

クロス・マネジ 1

諦めたけれど、捨てたわけではなかった

自分を諦めて何も見ないふりをしていた櫻井。しかし情熱を注げる何かは常に探していました。見つけたのは”自分が”ではなく”あいつを”上手くしたい、という今までと全く違う価値観。それは完璧だったアンパンが、今まで自分が知らなかった新しいパンに変わった瞬間でした。何かを失い何かを見付ける。この繰り返しで人は成長と変化をしていく生き物です。

不器用な人間が集まったラクロス部は、何故だかとても親近感があります。楽しければいいや、と過ごすと勝つ事は執着に見えます。しかし本質はそうではないんですよね。上手くなる自分が楽しくて、楽しいから上手くなってみたいんです。前向きな豊口と愉快な仲間達はスポーツの本質を体現しています。楽しんで、あがいて、泣いて、青春っていいなあ・・・そんなクロス・マネジは割と中二病表現が多い、好みの作品なのです。

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