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漫画全巻ドットコム

あなたに聞きたい…人間の憎悪は消えますか…?「PLUTO」

PLUTO ☆アニメ,漫画
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5.0 反戦の想いが受け継がれている

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世界を救った7体のロボット

ロボット技術の発達により、優れた知性と人間の持つ感情に近いモノを持つようになったロボット達。外見もほぼ人間と変わらない物も存在しています。更に結婚や仕事という権利も与えられ、人間との共存が可能になっていました。

そんなロボットの中でも4年前、トラキア合衆国とペルシア王国で起った戦争で、鎮圧や平和維持に努めた世界でも高水準な7体のロボットがいます。ドイツ:ゲジヒト、スイス:モンブラン、スコットランド:ノース2号、トルコ:ブランド、ギリシャ:ヘラクレイ、オーストラリア:エプシロン、日本:アトム、この7体の活躍のおかげでペルシア王国は崩壊し戦争は幕を閉じました。そして7体はそれぞれの生活に戻っていました。

しかしある日、スイスのモンブランが何者かによって破壊されます。同時にロボット擁護団体指導者ランケも殺害されます。両事件には「頭部に棒状のものが2本突き刺され、角のような状態」という共通点がありました。刑事ゲジヒトは共にロボットの犯行であると判断しますが、ロボットは人間を殺せないようプログラミングされています。そしてゲジヒトはヒントを求めて、8年前史上初唯一人間を殺害した「ブラウ1589」を訪ねます。そして犯人は「角は冥王プルートゥを暗示しており、後6体の高水準ロボットを破壊しようとしている」と告げられます。ゲジヒトは急ぎ残りの5体の元へ向かうのでした。

鉄腕アトム 手塚治虫文庫全集 (1)

原作「鉄腕アトム 史上最大のロボット」

世界最強を証明するために世界中のロボットを破壊したプルートウ日本のアトムも標的にされますが、アトムは恨みも憎しみもない相手と戦う事を嫌います。同じロボットとして戦う以外の道がある事、戦う事の無意味さをを訴えますがプルートウは聞く耳を持ちません。人間のエゴによって戦わされるロボットの悲しい戦いが行われるのでした

1964年の作品で、そこには手塚治虫の「反戦」の想いが描かれています。国を追われた元王が作らせた破壊兵器は全てを飲み込んでしまいます。そこには「国を追われた憎悪」と、「再び王になる欲」という人間の浅ましさが描かれています。鉄腕アトムという作品を通じて、争う事の虚しさを伝えた漫画史に残る名作です

PLUTO デジタルVer.(1)

人間よりも人間らしいロボット達の想い

題名の質問は主人公格ゲジヒトの言葉他のロボット達も同じように戦う事の無意味さを知っていました人間が作りプログラムした内容に「憎悪」があり、ロボットを利用しているに過ぎないのでした。負の感情だけを埋め込まれた存在、それがプルートウという存在で、ロボット」よいうよりも人間の愚かさの象徴です。

冒頭から終焉まで悲しく重くのしかかるテーマに胸が痛みます。時代を超えて新たな解釈で作られた「PLUTO」は傑作で、手塚氏が当時描いた「感情」部分を掘り下げ浦沢直樹お得意のミステリーとしてリメイクされたこの作品今だからこそ読んで欲しい名作

鉄腕アトムは強いテーマの元に描かれた漫画。題名の言葉を僕自身も噛みしめて考えていこうと思います。「人間の憎悪は消えますか?」これはきっと永遠のテーマ。

まさか待望のアニメ化!!!!

2023年10月23日からアニメが始動します!浦沢が描いた手塚先生鉄腕アトムの世界。人間とは何か、ロボットとは何者か。テンションが上がる一報!!!!

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