めがね忘れ率は35%ぐらいかな・・・
近すぎる・・・
中学生の小村楓は恋をしています。相手は隣の席に座る三重あい。いつもボーっとしてて口を開くと少しズレている、そんな彼女のキレイな目に見つめられてみたいと日々願っていました。ある日そんな三重がしかめ面。”これはこれで可愛い”とか感じていると、「今日ちょっと、めがねを忘れちゃって・・・」と理由が判明します。
ちょこちょこめがねを忘れるらしいと新情報を入手し、サポートする決心をした小村。早速教科書を一緒に見る事にします。しかし三重はかなりの近眼。教科書に顔が着く程近づけないと見えません。そして単なる教科書が小村家宝になったとき、「顔が見えなくて、誰だっけ?」と至近距離に顔が!?心臓爆発寸前の小村は「明日も忘れて欲しい」と願うのでした・・・

この視力でメガネが無くても大丈夫・・・?
ヒロインである三重あいはド近眼。コンタクトは苦手なためメガネを愛用していますが、月一回以上は自宅に忘れて登校します。裸眼だと至近距離のビニール袋が猫に見えるレベル。そんな彼女が手に入れた”めがねが無い時の最高のアイテム”は小村楓なのです。
ちなみに僕自身が視力0.03以下という低視力。三重の気持ちは良くわかる。髪の色でしか判別ができないんですよね。iPhoneで漫画読む時の距離は15㎝以内で、人間の顔判別には30㎝程近づかないと間違える可能性有です。なのでこの距離感はよくわかるのです。そしてもう一つよく分かるのが、小村の”危ない思想”についてでした。
小村の犯行
何があっても「三重さんは可愛い」モード全開の小村君。しかし彼には闇がありました・・・。①手を繋げば”めん棒で表皮をぬぐおうかな”②アイスの当たり棒をもらって”ジップロックに保管”③友人や家族に怒っている姿を見て”いいなあ、叩かれたい”④妄想で「気持ち悪い」と言われた時を想像して”ちょっといいな”。でも安心して下さい、恋する中学生男子は皆こんな感じですから(?)。多感で思春期ってこんな感じだから!!!本当にね!!!!!
真面目で純真な2人はファンタジーに見える程ウブイ。特に小村は胸キュン死を何度もしています。そんな小村を眺めて読者も胸キュン死、という良く出来たお話しです。好きな子がめがねを忘れると、こんな素敵な事が起こるんです。この2人が婚約とかする時は指輪ではなく”婚約メガネ”でしょうね。
\月額550円で見ホーダイ・読みホーダイ/


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