ミニオンズも苦労してるんですね・・・
ボスはどこにいる?
人類が誕生するよりはるか以前、ミニオンズはその時代の悪の王に使える事を生きがいにしていました。しかし問題はミニオンズ達自身にあり、仕えたティラノサウルスやドラキュラは彼らのおっちょこちょいによって悲惨な目に合います。更に人類が出現した後もエジプト王やナポレオンも追い込んでしまいます。落ち込んだミニオンズは氷の島へ閉じ籠り覇気のない毎日を過ごします。
このままではいけないとボスを探すために立ち上がったのはケビンでした。スチュアートとボブを引き連れ、ニューヨークにたどり着きます。そして「大悪党大会」がオークランドで開催される事を知り目を輝かせます。そして大悪党の中も更に名高いスカーレットオーバーキルに会うためにオークランドへ向かうのでした。
ミニオン達も個体差がある
ミニオンズはそれぞれ名前があり、身長や形、髪型や目の数といった違いもあり見分ける事が可能です(簡単ではない)。今作で一番活躍した3匹、ケビン・スチュアート・ボブの個性とはどういった所かおさらいしてみます。
Minions: The Junior Novel
ケビン
目は2つで中程度の大きさ。縦長の背格好で髪はテッペンに雑草のように生えています。リーダー格で、今回のボス探しを提案した張本人。勇敢で探求心もあり、頼れる存在。
スチュアート
目は1つで楕円形。センター分けで楽器(ギター)を持っています。半開きの目がセクシーで気取った面がありますが、若干狂っておりギターをかき鳴らしながら荒れ狂うシーンもある。根は何も考えていません。
ボブ
目が2つで背が低い。髪の毛はなく、特徴が少ないのが特徴。近づいてよく見てみると、オッドアイで右目緑で左目茶色。ティムと呼んでいるぬいぐるみを連れており、気が弱く今回の旅では期待されていませんでした。
悪党なのに悪党潰しなキャラクター
がんばっているミニオンズが見事に足を引っ張っている様子が伺える本作。グルーとの出会いまでに長く苦労した姿が可愛そうにも見えます。グルーと出会うまで失敗を繰り返したいたという事は、本当にグルーは優秀な大悪党だったんだな・・・と再認識した作品でした。
「怪盗グルー」のスピンオフ作品ですが、元々人気のキャラクターだったためか主役という立場に違和感はありませんでした。今回も歌って踊ってなミュージカルを交えつつ、足を引っ張るプロフェッショナルな姿を豪快に見せつけてきます。最後には「よかったね!!!ミニオンズ!!!」と訳の分からない感情が湧き出るシーンがあり、笑いと感動に歌と踊りと盛りだくさんに楽しませてくれました。
コメント も、文句以外で・・・