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温かな生活の不穏さに味がある「アルカディア」

アルカディア ☆映画あらすじと感想
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3.0 カルトよりもタチが悪い

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\サブスク引き籠り応援団です/

1本のテープが思い出させた

明日の食べ物にも不自由な生活を送るジャスティンアーロンの兄弟。2人は10年前に”アルカディア”という村から逃げ出したのですが、弟のアーロンは当時の暮らしを思い出し「あそこなら食事は自由だった。こんな生活しなくても良かったのに。」と愚痴をこぼします。そんなある日、2人の元にアルカディアからビデオテープが届きます。

中身はアルカディア在住の女性が世界の終末を訴える映像でした。アーロンは更に思いが募り、ジャスティンを説得します。以前アルカディアで集団自殺を行っていた、という噂を聞いていたジャスティンは嫌がりますが、どうしてもの要望に1日だけ行ってみることにします。そしてアルカディアは理想郷の如く、穏やかで皆若々しく生活をしていました。しかしここは”月が2つ”あったり、”ロープが空に繋がって”いたりと不思議な出来事も。この時はまだ恐怖が近づいている事にまだ気づいていないのでした。

カルト・・・とは違う

カルトというと基本的には熱狂的な宗教で村を作って暮らしているというイメージがあります。公式でも”カルト”と書かれていますが、共同体の話ではありますが教団は特にありませんジャンル的にはSFホラー・スリラーの類になりますが、得体の知れない何かを信じていること、自給自足であることから確かに”カルト感”はあります。

アルカディアがちょっとカルトのイメージと違うのは、カリスマ教祖はいない・村民に対して金銭的な搾取がない・秩序や社会を破壊する目的もない点。つまり牧歌的な普通の村に見えるところです。とても穏やかで活力の滾る村に見えるアルカディア・・・もちろんそんな理想郷がある訳なく、そこにはやはり”やばい秘密”があるのでした。

事象が起こる前から雰囲気が怪しい

アルカディアの入り口付近からカラスが飛びます。しかも南北(東西かも?)に分かれて集団で。月が2つも綺麗ではなく不気味。BGMもなく、ソワソワするような不穏さが作品のネタバレに合っています。本作は異様さと見えない恐怖のままズルズル・・・と思いきや、バリバリ異常な出来事が起こりますので、ご期待あれ。

実は本作は「キャビン・イン・ザ・ウッズ」の続編。答えの出ていない前作の答えがここにあります、とは言い難い。結局何事かは分かりませんが、”もし僕がこんな目に遭ったら気が狂う”という事は理解できます。伝説とか神話とかの類なのか、それとも霊現象なのか。完結していますが、ちょっともう1話ぐらい追加作品が欲しい一品です。

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