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フランスのパクリ方、とても好きです「バッドマン ~史上最低のスーパーヒーロー~」

バッドマン ☆映画あらすじと感想
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3.9 気持ちいいぐらいパクってる

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俺は”バッドマン!?”

売れない俳優セドリック・ドゥジモンは、今俳優人生最大のチャンスを迎えています。それはフランスで新たに創出されたヒーローバッドマン”の主役オーディション。アメコミ作品との類似が気になり質問してみると、「こっちはマントなし。」と問題がありません。さらに敵役”ピエロ”には大俳優が抜擢されており、セドリックは気合が入ります。

そしてセドリックは無事バッドマンという大役を射止め、ハードアクションのため肉体作りに励みます。そして順調に撮影が続くある日、撮影途中で父親の入院を知り衣装を着たまま、バッドモービルを借りて病院へ。しかし事故を起こしてしまいます。そして目覚めると記憶が・・・。自分の姿と撮影用の投影腕時計を確認し、セドリックは”俺はスーパーヒーローなのか!?”トンデモナイ物語の始まりです。

フランス版”シティハンター”チームがやってくれた

監督・主演のフィリップ・ラショー本当にパクリリスペクト作品の作り方が上手毎度のヒャッハー系の俳優陣を引き連れ、シティハンターに続く新たなリスペクト作品に挑戦していますが、これは面白い敵役名ピエロとか雑なネーミングセンスが期待度を上げてくれます。アクションもしっかり見せて来る所もニクイ。

どっぷりコメディしていますが、何故だか馬鹿にした風に感じさせないのが良いのです。2022年の2月という”コロナ禍”真っただ中。そんな鬱鬱とした時代、この作品はフランスでNO1となる大ヒットを記録。当時、一番必要だった”明るさ”を発信してくれたのです。

キャラのパクリ方がプロ

パッケージにありますが、主役はコウモリをモチーフ。更に家族・友人達が(超短時間ですが)全身緑だったり、赤と青で丸形の盾を持っていたり、そして赤い溶接防具(頭のみ)とバーナーを装備したロボットに見えない事もない姿で登場します。ハリウッドへの挑戦でしょうか。こんな作品本当に好き。大満足。

この下品でチープな感じはB級臭がするのですが、しかし思惑作り込まれています。全体的に雑なのはラショー監督のセンス。最初はご当地ヒーローになるのかな?と思っていましたが、全然普通に勘違いとミラクルなストーリーです。複雑な作り方ができなくても、ラショー監督は映画を愛している、と伝わって来る作品でした。

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