もう男2人でくっつけば?
職業エージェント
CIAに勤めるFRDフォスターとタック・ヘンソン。超一流のエージェントで親友の2人は、国際手配犯ハインリヒを追って香港に来ています。しかし弟ジョナスを殺害したものの、本命ハインリヒには逃げられたため、罰として現場から内勤へ異動させれることに。デスクワークに向ていない2人は最近の恋愛話で盛り上がっていました。
タックは元妻と連絡を取ってはいますが、反応は薄いので出会い系サイトに自分の情報を載せてみました。そして出会ったのがローレンス。初デートを楽しみお互い好印象のまま解散します。タックの事が気になって近くのDVDストアでウロウロしていたFDRですが、そこでタックのデート相手とは知らずローレンスと出会います。そして2人は同じ女性に恋をし、お互いに牽制しつつ恋人の座を狙います。しかし彼らはCIA、彼女の情報が丸裸に・・・!?
子供のような2人に与えていいのか!?
フローレンスを争う2人は、まず仕事や関係に支障が出ないように”紳士協定”を交わします。「正々堂々汚い事なしで。ないけど、2人の友情にヒビが入ったら・・・。SEXはなし。いや、大人だぜ!?」そんな内容でざっくり決めた協定ですが、初日に脆く崩れ去りました。
まずは下ごしらえとして2人は彼女の家に盗聴器・カメラを設置。更に”ハインリヒに関わる最重要任務”として部下たちに監視・報告を命じます。勿論デートの際には妨害活動。手慣れたスパイ道具と優秀な部下・・・職権乱用の規模が国家レベル。こんな2人におもちゃ与えたらダメですよ・・・。
残念じゃないのに、残念な2人
仕事ができてイケメンで、普通にモテまくるだろう2人ですが残念君。過剰に評価を気にしたり、相手の足を引っ張る事に労力を費やしたり。一目ぼれだけではなく、相手に負けたくないという余計な感情が出てしまいます。しかしこれ、高校時代とかに精神が戻っていますな。
ちょっとわかるのが、親友と何か争うとバカな行動になるんですよね。非常に下らない事ですが、今後も考えると負けたくない。そんな2人に家をゴソゴソされ、事件に巻き込まれるフローレンスも気の毒。本作を観て我々も真剣にストーカー技術を磨いて・・・でもCIAには敵いませんよね。
コメント も、文句以外で・・・