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クソリプ男を演じるラドクリフに好感「ガンズ・アキンボ」

ガンズ・アキンボ ☆映画あらすじと感想
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3.4 ラドクリフが楽しそう

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\サブスク引き籠り応援団です/

”普通のクソリプ男”が巻き込まれたのはデスゲーム

配信型闇サイト”スキズム”では、日々犯罪者同士の殺し合いが放送されています。過激で熱狂的なファンが多いこのサイトに”クソリプ”ばかり書き込んでいるのはマイルズ。プログラマーという仕事のうっぷんを晴らしご満悦のマイルズですが、あまりのクソリプ内容に書き込み停止を喰らいます。それと同時にスキズム会長リクターが部下と共に部屋に乗り込み暴行。マイルズは気を失ってしまいます。

目を覚ましたマイルズは両手に拳銃を持っており、両方共にボルトで手と拳銃が固定されていました。戸惑いながらも銃と一体化した手で携帯電話を取ると、スキズムより”デス・ゲーム参加”との指令が届きます。対戦相手は現在無敗の女王ニックス。マイルズの居場所を調べあげ速攻で襲撃を開始してきます。完全素人のマイルズは戦う術がなく逃げ惑う、そんな一方的な配信が始まったのでした。

ドタバタでスピード感ある展開

うっぷん晴らしにクソリプしてたら攫われ、両手に拳銃を付けられた上でデスゲームに強制参加。犯罪者に襲われ逃げながらも打開策を探していくというドタバタ。しかし思惑次々と動く展開は良く、ストレスフリーです。両手に銃が固定されているだけあってガンアクションも多めで、さらに頭脳戦があり先の展開にドキドキします。

とはいえB級映画なのは確定。想像を大幅に超える展開なんて期待してはいけません。本作の見どころは”ラドクリフが楽しそうに演じている事が伝わって来る”という本編とは関係ない部分にありました。

ラドクリフがイタイ役を楽しそうに演じてる

”どうした?ラドクリフ”作品の一つ。ハリー・ポッターで一気に有名人になった彼ですが、2007年にはアルコール依存症となり、自生活や仕事に大きく影響が出ていました。ハリー役で活躍しながらも裏で苦労していたという、有名人にはつきものな人生。そして自身の”アイドル像を壊す”ように風変わりな役をこなしていくようになります。

しかしこういう役を演じるのには理由がありました。それは「自分がしていて幸せだと感じる事に重点を置いている」ということ。これから出演する映画はラドクリフ自身が楽しめる役で全力を出すんだな、と思うと好感アップです。個人的には”プリズン・エスケープ”のようにヒーロー的な汚れ役よりも、本作やスイス・アーミー・マンのようなぶっ飛んだ役の方が何となく楽しそうで好きです。

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