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人類は自然に対してノブレス・オブリージュを果たすべき「グランド・ジャーニー」

グランド・ジャーニー ☆映画あらすじと感想
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4.3 現代版ニルスの冒険ですな

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鴈の絶滅なんて放っておけ

少年トマは夏休みに部屋でオンラインゲームに没頭中。しかし母パメラの仕事の都合で離れて暮らす父クリスチャンの元に預けられます。しかしこのクリスチャンは変わり者の気象学者鴈の研究に没頭しており、絶滅回避のために雁に安全なルートを教え込むという無謀なプロジェクトを計画中でした。

トマが訪れた時は、まさに鴈が孵化を始める時期でした。ゲームに夢中だったトマですが、この生まれた瞬間の出会いに感動を隠せません。最初に出会った鴈に”アッカ”と名付け、積極的に世話をし、クリスチャンの計画に賛同。そして母に内緒で飛行機の操舵訓練を行い、その日を心待ちにしているのでした。

ニルスの冒険がストーリーに絡む

鴈との冒険といえば”ニルスのふしぎな旅”が浮かびます。作中でも登場しており、”アッカ”という名前もニルスと旅をした鴈の隊長から取っています。さらに14歳の少年がひと夏の旅で得たモノとは!?な展開もそのまま。本作は飛行機で旅をしSNSといった要素を取り入れた現代版ニルスの旅でした。

更にこれが実話!?・・・とは言い難く、ほとんどフィクションです。気象学者が飛行機で渡り鳥にルートを示した、という話を基にしている程度でした。しかし大事なのは”絶滅危惧の回避”に動いた、という部分です。文明が進み自然が退化した、そんな台詞が僕の耳に残っています。

人類は”富める者”なのです

自然を喰いモノにして地球最大の繫栄種として存在する人類種族階級を付けるなら、間違いなく王族であり貴族です。そんな我々には地位や財産を保持するための責任を負う義務があるのです。本作は責務を果たそうと努める親子の苦難の旅。本来なら国を挙げて行うべきプロジェクトなのに・・・なんて思い更けて観ました。

とても感動。少年と鴈の友情・親愛というのは刺さりました。あんなに懐くものなのかわかりませんが、メチャクチャ可愛いモフモフですね。カワイイというだけで保存の理由には十分です。こんな体験をしたトマは、きっとこれから多くの生物と関わり助けるんでしょうねえ。未来のあるストーリー満足しました。

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