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”やり残したこと”を残さない「家へ帰ろう」

家へ帰ろう ☆映画あらすじと感想
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3.4 ホロコースト系は切ない

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右足の切断と老人ホーム

アルゼンチン在住の高齢ユダヤ人ブルスティン・アブラハムは孫たちと記念撮影中。しかしブルスティンの表情には陰りがあり、娘達も浮かない表情をしています。それもそのはずこの記念撮影は”老人ホーム”に入る前の、最後の自宅での写真撮影だったのです。更に昔の古傷がたたった不自由な右足の切断も迫られているのでした。

納得した表情を見せるブルスティンですが、娘たちを帰すと荷物をまとめ始めます。そして向かった先は”チケット売り場”生まれ育ったが嫌な思い出の多い故郷へ向かう事を決意しています。自身が仕立て上げた”青いスーツ”を片手に、ブルステインは大親友で幼馴染との約束を果たすため、口に出すことさえ憚る祖国”ポーランド”へ向かうのでした。

1940年代のポーランドは危険地帯

1939年に始まった第2次世界大戦ドイツ軍はポーランドに侵攻し、わずか1カ月足らずで壊滅させます。ポーランドは降伏し、首都を含む半分はドイツの占領下になります。イギリス・フランスがドイツに宣戦布告をしますがポーランドを助ける軍事行動は起こさず、さらに東側もソ連の侵攻を受ける戦争地帯となりました。

このドイツ支配が続く西側反ドイツ運動が起こります。2か月に及びにまで発展しますが、結果はドイツ軍によって鎮圧市民の犠牲は15万人に及ぶ大殺戮になりました。本作はこのホロコースト時代の、ドイツナチによる”ユダヤ人絶滅政策”を生き伸びた男を題材にした物語でした。

足を引きずってでも直接渡したい”モノ”

遠い昔の約束”仕立てたスーツを渡す”ために旅に出たブルスティン。苦難の時代を振り返り、本当に行きたいのかどうか悩みながらポーランドへ向かいます。鬼気迫る想いで友の元へ向かう彼には”スーツ”ではなく、他に渡したいモノがありました。”交わす”と表現した方が良いモノで、当事者2人にしか理解できないモノですが、人生の終末に残してはいけない大切なモノが確かにそこにありました。

可愛げのないお爺ちゃんを通りすがりの人が助けていく展開がハートフル。しかも一番積極的に関わってきたのが”ドイツ人”です。ポーランドで奪っていったドイツ人に対して強い態度を取るブルスティンですが、その相手は歴史を知ってはいますが当時産まれていない若人世代交代を通じて”許して”いくブルステインに胸が熱くなりました。ブルスティンが家へ帰れたのかどうかは、そして彼の求めた”家”とは・・・この作品を観ると”たまには実家に帰らなきゃ”なんて考えてしまいますよ。

思い出よ、もう一度「43年後のアイ・ラブ・ユー」
妻を亡くした70歳のクロードは、現在では親友シェーンと共にそれなりに楽しい日々を送っています。舞台評論家だったクロードは、昔人気舞台女優だったリリィがアルツハイマー施設に入居した事を知ります。以前付き合っていたリリィの事を思い、当時の気持ちが再び湧き上がってしまいます。

⇑  思い出のままにしない、やり残さない人生を


アンソニー・ホプキンスが演じる”認知症”が生々しい「ファーザー」
娘アンは急いで父アンソニーの元へ向かいます。父には認知症状が出始めていますが、本人に自覚が全くありません。いつでも「世話はいらない。自分でできる。」と話します。「ひどいこと言ったんでしょ?」と尋ねるアンに、何故悪態したのか理由を話し始めました。

若者よ加齢を怖がれ!良い未来を考えて!とメッセージ「アミューズメント・パーク」
映画「アミューズメント・パーク」のあらすじと感想。白いスーツの温厚な老人がボロボロにされる。1973年に制作されたが未発表。そして2019年にレストアされ公表になった作品ですが、70年代でも現代でも同じ警鐘が通じるという部分が本当にホラー。
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