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錆びたナイフと錆びた医師会と教会、どちらを信じる?「奇蹟の人/ホセ・アリゴー」

ホセ・アリゴー ☆映画あらすじと感想
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3.3 これは実話で真実なのか

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\サブスク引き籠り応援団です/

それは雑貨屋で起きた奇蹟

1955年のブラジル・コンゴニャースで雑貨屋を営むホセ・ペドロ・デ・フレイタス。小学校を退学している彼は幼いころから田舎者・山猿等の通称”アリゴー”と呼ばれています。昔から頭痛や幻覚に悩まされていること以外は、どこにでもいるような平凡な男でした。しかしとある”夢”をきっかけに大きな変化が起こるのでした。

全く医療知識のないはずのアリゴーが身近にあるナイフやカッター等で周囲の人々に手術を施し始めました。その様子は完全に別人で、本人は”ドイツのアドルフ・フリッツ医師(ハゲた男)が現れる”と話します。無料で診療・手術を行う行為に貧しい人々は感謝し崇めます。しかし教会と医師会が”危険な行為”と彼を非難するのでした。

実在したホセ・アリゴー

1955年から突如目覚めたアリゴーは心霊手術と称して医療行為を始めます。無料であることも人を集めた要因ではありますが、何よりも白内障・悪性腫瘍・半身麻痺といった現代でも治療困難な病気を即座に手術。そして大半の命を救い、病状改善させるという医療の即効性と効果の高さが評判となっていきます。

医療器具がないアリゴーが使用したのは手近にあるナイフやカッター。日常的に使用している用具のため、錆びていたり破損していたり。しかし術中に出血はなく痛みもありませんでした。命を救うために奔走したアリゴーですが、知識がない・不衛生・宗教的と医師・教会に目をつけられるのでした。

罪名はなに

医師会はアリゴーを偽医者ということで告発しました。実刑判決を受け収容されたアリゴーですが、診療を受けた人は誰も訴えていません。むしろ医師・教会に抗議を行っています。この実刑は”特定の会社の利益を国が守る”という判決命を救う錆びたナイフは医師・教会からすれば”自分たちの存在価値低下”になりうるのでした。

作中で出て来る白内障の患者の目にナイフを突っ込むシーンは観てるコチラが痛いゴリゴリしてます。映画だから・・・と思って観ましたが、実際の手術映像をラストに流してくるのでゾクッとしました。これが信仰の力なのか、と感じながらも僕は麻酔かけて眠らせてから手術を希望します。あんなにジッとしてられないですよ・・・

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