KKKの本拠地で撮影・・・イカレてる
脱獄した先に待っていた地獄
1971年テネシー州で、囚人服を脱ぎ公衆電話に駆け込む黒人男性ブランドン・コッブス。姉のアンジェラに連絡を取ると喜んで迎えに来るといいます。しばらく待っているとアンジェラと、兄クラレンスが来るまで迎えに来ます。ブランドンは無実の罪ながらも悪い仲間がいたのは事実。そんなことを注意されながら、3人は祖父の農場に身を隠します。
夜になり静まると、突然女性の悲鳴が聞こえブランドンは目覚めます。すると外では暗闇の中で焚火を囲む白い三角巾マスクの一団が黒人女性を追い立てていました。それはKKKと名乗る白人至上主義者の秘密結社です。女性を助けるために発砲したブランドンは追いかけられ、そして兄のクラレンスは捕まります。そして3人は絶望の世界を見る事になるのでした。
クー・クラックス・クラン(KKK)
黒人・アジア人等の北方人種以外を迫害している秘密結社として有名ですが、カトリック信者や同性愛者に対しても異常な嫌悪を示していた集団です。映画等で見る白い三角巾や装束も実際にデモ活動や集会の際には着用しており、独特な儀式や集会の職位も定められています。
始まりは南北戦争終結後、テネシー州で南部連合退役軍人によって設立と言われています。本作は実際にテネシー州で撮影が行われています。1970年代当時に実際に行われていたおぞましい異常行動と思想を、グロさたっぷりに描写された本作は全米で上映中止になるほどの話題作となりました。
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根底にあるのは”人間ではない”という思想
白人至上主義というよりも、他人種は人間ではないという思想。「黒人の肉は美味いんだよ!」とカニバリズムを唱え、かと思えば性処理や拷問という文字でも耐えがたい描写があります。しかし本作はリベンジジャンルですので、ブランドンががんばります。どの作品でも感じるのですが、黒人女性は逞しいですよ!!!
終わりよければ全てよしがゾンビの王道「リトル・モンスターズ」
デヴィッドは突如思い立ったように「恋人にプロポーズ」を決意。姉の息子フェリックスにダースベイダーの衣装を着せてサプライズを企みます。挑んだポロポーズの結果は勿論惨敗。落ち込んだデヴィッドは姉の家に転がり込みます。
実話ながらも風刺の効いた爽快映画「ブラック・クランズマン」
警察官ロン・ストールワースは、スプリングス署初の黒人警察官。未だ警察署管内ですら差別がの頃この時代、ロンは黒人解放闘争を訴える組織ブラックパンサー党に潜入捜査官としてクワト・トゥーレの演説会に参加。そこで黒人解放活動家のパトリスに出会います。
人種差別?なんだそれ?「グリーンブック」
面接会場はなんとカーネギーホール。ドクター・シャーリーという黒人のピアノ演奏者の依頼内容は、アメリカ南部ツアーの運転手。しかしアメリカ南部と言えば60年代は黒人差別の強い地域。トニーは金の為に引き受けるのでした。
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