脳筋スパイって響きが良い
解決方法は「腕力」
CIAのスパイ諜報員であるJJは現在プルトニウムの取引現場で潜入捜査中。しかし考える事が苦手なJJはかなり不信な動向を見せてしまいます。更に潜入がばれてしまったJJは”武力制圧”を図ります。現場にいた全員を叩き伏せ組織を壊滅させたのですが、本来の最重要任務”プルトニウムの行方”がわからなくなり、JJは行方に関わるとされるケイト親子の監視を命じられました。
JJは技術エージェントのホビー・オルトと共に監視の任務に就きます。親子のアパートに潜入し、監視カメラも設置と順調。しかし1人娘のソフィに簡単に見破られた挙句、潜んでいた居場所までばれてしまいます。スパイ活動がばれたJJにソフィが「言わないであげるから、スケートに連れて行って。」と提案。ここからJJは簡単に手玉に取られていくのですが、果たして任務の方はどうなることやら・・・
元プロレスラーで、でかすぎるデイブ・バティスタ
190㎝超えで120㎏あるJJ役デイブ・バティスタ。元プロレスラーで、いかつい見た目そのままのヒール役に徹していました。本作時点では既に50代になったデイブですが、巨体そのままで思惑小回りの利く姿を見せてくれました。鍛えた肉体は加齢しても輝きますね(筋トレ推奨)!
他では”ガーディアン・オブ・ギャラクシー”や”007スペクター”で活躍しており、渋い役どころが多め。”マイ・スパイ”では完全コメディで前述作とは大違いのおバカキャラで楽しませてくれます。行動や理念はプロ意識が高いのですが、会話すると秒でボロを出すバカっぷりは”かわいいおじさん”として好感が持てます。
大雑把で隠れる気がないスパイ
オープニングから核の近くで銃をぶっ放し、特撮物のように”爆発を背景に歩く”という目的のためだけに爆発を起こすという小気味よい雑さ。子供には言いくるめられ、生真面目で約束を守り嘘が苦手とそもそもスパイに向いてない。困ったら武力制圧という点も諜報活動とは言い難く、とても好きです。
体がでかくて強面、歩いてるだけで目を引くJJですが、中盤以降はなんだか可愛く見えます。いかついおっさんが子供に翻弄される姿というものは癒しになるのでしょうか・・・そんな事考えていると、僕自身が”おっさんがバタバタする作品”に心奪われる性癖があるのかもしれないと、ちょっと怖い想像をしてしまいました。
コメント も、文句以外で・・・