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悩んで苦しんで楽しんでちょっと下品なのが”青春”「ピッチ・パーフェクト」

ピッチ・パーフェクト ☆映画あらすじと感想
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4.0 名作に”ゲロ”は付きもの

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\サブスク引き籠り応援団です/

バーデン大学のアカペラ部

ベッカ音楽プロデューサーになる夢を持っていますが、父親からは反対されています。「音楽は趣味だけにしなさい。」と説得し、自分の勤めるバーデン大学へ入学させ諦めさそうとしていました。そんなベッカはバーデン大学で女子アカペラ部、バーデン・ベラーズから勧誘を受けます。しかし”歌は得意じゃない”と断ると校内ラジオ放送局でアルバイトを始めます。

放送局では同じく新人のジェシーに出会います。人懐っこく朗らかな彼はベッカが気になっている様子。幸先良いスタートのベッカは更に条件付きではありますが、父親から音楽制作の道へ進むことへの理解も得られました。ベッカは上機嫌でシャワーを浴びながら歌を歌います。その歌声をベラーズのクロエが耳にし、「歌えるじゃない。オーディションに来て!」と強く誘います。溜息をつき迷いながらもベッカはオーディションに参加するのでした。

下品でキャラが濃くて歌が上手いキャラクター達

女子アカペラ部は個性の塊です。ベッカと同じく新人部員のファット・エイミーはキャラが濃ゆい。自信が無いのかあるのか微妙なうざったさを見せつけます。そしてリリー声が小さすぎて聴こえない。”アカペラですよね!?”という気持ちを背負って見なければならない不思議キャラ。シンシア・ローズは見た目も性格も歌声も”個性的”。灰汁の強いメンバー加入で、先輩方も大変かと思いきや・・・

まともそうに見える先輩クロエですが、彼女はシャワールームで男性同伴してました。自由な校風ですよね。そしてリーダーであるオーブリーはこの作品のキモ”ゲロ”パートを1人で受け持つ彼女の実力は、”ピッチ・パーフェクトを食事中に観てはいけない”と世界に云わしめた程。他登場人物も中々で、こんな個性派だけで作品がまとまるのかが不安に見えます。

学生を思いっきり楽しんでた

アカペラ部という事もあり歌が注目されるミュージカル作品。部活を通じて恋愛・友情そして家族と自分に向き合う女性達の成長と逞しさは眩しいモノでした。バーデン大学アカペラ部では男性チームもあります。ジェシーは男性部で活躍するのですが、こちらもまた楽しそう。登場する全キャラが悩み苦しみ楽しんでいました。

2012年作のピッチ・パーフェクトは時代の波に乗った作品です。この頃は日本でもアカペラが大流行しており、「青春アカペラ甲子園 全国ハモネプリーグ」という番組までありました。こちらも甲子園という事で学生達の大会です。悩んで苦しんで喧嘩して仕上げた自分たちだけの”1曲”は、これから続く長い人生の大きなエールになります。本作は下品で明るく楽しい学生達への応援作です。

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