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トロールの実在が確認された!?「トロール・ハンター」

トロール・ハンター ☆映画あらすじと感想
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3.5 生々しいトロール・・・

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\サブスク引き籠り応援団です/

専門家チームが断定”本物だ!!”

2008年に映画製作会社”フィルムカメラ テネ”に283分のテープが届きます。ノルウェーの村にあるヴォルダ大学から送られてきたこのテープを1年以上かけて専門チームが解析し、”本物の映像”と断定されます。映っていたのは大学生トマス・ヨハンナ・カッレの3人”クマの密猟”について取材をしている場面でした。

3人は密猟者と思わしき人物”ハンス”の存在を知ります。ぼろぼろのランドローパーに乗り、真夜中にショットガンを持って森に入る彼に取材を試みますが当然拒否。そして3人はハンスの後を追います。すると森の奥で突然「トローーーール!!!」と叫びながらハンスが走りだします。釣られて3人も逃げ出しますが、トマスは捕まり負傷。さらに車は横転・傷だらけ・粘液まみれと現実離れした様相。ここから3人は”本当の世界”を体験することになります。

北欧トロールの伝承に則って

日本人の僕が思うトロールは巨体・剛力・凶暴・知能は低いと言ったモノ。しかし北欧では妖精ですが害獣扱いです。年齢が上がると格も上がり首が2つ・3つと増えていくという、とても不気味な存在伝承ではやはり恐ろしい外見なのですが、現在ではその評価に変化が起こっています。

人形にもなり日本でもその姿を見るようになったトロールは、”小人”のような可愛いイメージになっていました。土地ごとに特徴もあり、収集家にも人気の”北欧土産”として有名になっています。”物が消えたらトロールの仕業”とか、ちょっと可愛いですね。

トロールの生態が知れる(?)作品

しっかり北欧トロールです。キリスト教徒の匂いが分かる・太陽光(赤外線)を浴びると石になる・格が上がると首が増える・目が悪いといった設定がきっちりされています。昔はこんな感じで存在してたのか・・・と思えるほどにリアルなトロールを見せてくれました。

設定が細かくしっかりしているのに作りは雑という印象。トロールの事は掘り下げていくのですが、ハンターの装備は全て手作りという雑さは好みです。こういったドキュメンタリー風な作品では、伝説上の生き物は姿を見せずに雰囲気だけのものが多いのですが、”トロールハンター”はしっかり姿を見せてくれますのでご安心を。ハラハラドキドキさせますが、ゴロゴロしながら観る作品です。

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