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販売価格が高い理由がよくわかる「ドラッグ・チェイサー」

ドラッグ・チェイサー ☆映画あらすじと感想
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3.7 全員通称で最後まで名前が出ない

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\サブスク引き籠り応援団です/

ドラッグ高騰の道のり

南米コロンビア産の高純度コカインがアメリカに降ろされています。しかしこのコカインに”混ぜ物”が見つかり、組織の依頼を受け調査するのは元運び屋コック飲食店を経営している事からそう呼ばれていますが、その実はドラッグ密輸ルートの管理をしています。自分の命にも関わる本件解決のため、各受け渡し地点で品質検査を行い、どこで混ぜ物が入ったのか・誰が入れたのかを探し始めます。

同じころコックとは長い付き合いで、ワシントン部門を担当している運び屋メン麻薬中毒で強い刺激を求めて様々なモノを吸い込んでいます。トリップ中にコールガールにも過剰摂取させ、死なせてしまいます。部下に始末を任せますが、最中に警察につかまりメンの事も筒抜けに。そして警察が動き始め、コック・メン・組織・警察の”鬼ごっこ”が始まるのでした。

キャストが濃い!

主役のコックは我らがニコラス・ケイジ芸術一家に生まれ私生活も芸術的な×4俳優(2021年)。本作では几帳面で真面目という、ニコラスにしてはイカレ具合の控えめな役でしたメン役ローレンス・フィッシュバーンで、今回はこちらがイカレたトリップ野郎。狂った悪役がとても似合っていました。

組織のボス役バリー・ペッパー重苦しい雰囲気作りが上手い。婦警役には現在ノってる女優レスリー・ビブメン配下役のアダム・ゴールドバーグ間の抜けた演技でコミカルな空気を作りました。そしてよくよく観てみるとピーター・シネリクリフトン・コリンズJr、そしてタイット・フレッチャー濃いメンツが揃っています。こうなると流石のニコラスも普段より多少薄まっていました。丁度いいぐらいです。

ドラッグ本体より輸送費が凄い・・・

コロンビア地方の山奥から運び屋に受け渡しする度にキロ単価が跳ね上がります。”現在価格”が都度都度表示されるのが分かり易く、「まだ上がるのかよ・・・」と見入ってしまいます。確かに目的地まで警察等にばれないよう安全に運ぶ、というルート確保が非常に困難でデリケートな商品です。製造よりも運搬・受け渡しの方が高価でした。

今作は「これがニコラスだぜ!」ではなく複数の主役格によって作られています。90分と短くまとまっており、カルテル系映画として内容しっかりな上に”価格高騰”の経緯が見て取れるという工夫が面白い。この作品を観ておけば、ドラッグに限らず運搬業って大変だなと痛感できます・・・ここまで過酷ではないか・・・

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