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”生きている”を感じたい「生きる LIVING」

LIVING ☆映画あらすじと感想
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4.2 ビル・ナイが好きなのです

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\サブスク引き籠り応援団です/

市役所市民課

1953年のロンドン市役所、市民課に就任したピーター・ウェイクリングはやる気満々。しかし同僚達は笑顔一つ見せず、課長のロドニー・ウィリアムズ人を寄せ付けない堅物。冗談一つ言えない現場にピーターは戸惑います。そんなある日、市民課に婦人達が訪れます。

なんでも”町の汚い資材置き場を子供達の公園にして欲しい”とか。この数カ月たらい回しにされ辿り着いた市民課ですが、ここでも陳情書はロドニーによって仕事の山に置き放置されます。しかしこのロドニー、医者から癌の宣告を受けます。ショックのあまり人生初の無断欠勤をし羽目を外そうとするのですが・・・

仕事しか知らない

堅物で真面目な市役所職員達。くだけていたのは新人ピーターと、紅一点マーガレットの2人だけ。ジョークを言っても笑顔を見せない市役所職員のイメージは昔の市役所のそれでした。それもそのはず本作は1952年の日本映画”生きる”のリメイク版。確かにこれぐらい冷淡な時代があったと認識してます。そして”堅物”のイメージも正にこれ。

職場と自宅だけの往復と、たまに寄り道程度の散策。勿論遊んでいる職員もいますが、ロドリーは外出=出勤な人物で面白みを感じません。それは本人も気づかぬうちに浸食し、当然のように毎日を繰り返しています。生きる意味だとか理由なんて考える事もなく。

失う時にしか気づけない

癌の告知は覚悟を上回っていました。死を眼前に突きつけられたロドリーは”何かしたい”と考えます。でも普段してないと思い浮かびませんよね。振り返ってみると息子夫婦には疎まれ、欠勤しても会社は回り、そして”したい事が無い”。初めて”生きていない!”と感じた瞬間が儚く、おっさんの眼頭を熱くさせます。

後悔、とは少し違う。人生をやり直したいワケでもない。”今生きている”そんな実感が欲しい、という誰もが辿る物語。幼い頃にあった大切な何かを求めており、それは夢であったり、希望であったり、そして誰かの笑顔だったり。そんな作品をビル・ナイで作るなんて・・・感泣するやん。

人生には映画のワンシーンのような瞬間がある「人生はシネマティック!」
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