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これは貧者の行進なんだ「ジャスト6.5 闘いの証」

ジャスト6.5 ☆映画あらすじと感想
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3.7 この死刑は震える

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麻薬の出どころを追え

イランの小さな街の大きな問題は麻薬薬物特別警察のハミドは、とある売人を見つけ追いかけます。しかし足の速いその売人を捕らえられず完全に見失ってしまいました。この失態を何とかしようと部長サマドは、街外れで生活するホームレス達を捕え徹底的に調べ上げていくのでした。

そしてナセル・ハクザドという男の存在を知ります。しかしナセルの顔を知るのはハサン・ダリリという仲介人だけ。明日には商売の為、日本へ向かうと聞きサマドは急ぎハサンを拘束します。そして遂にナセルの住所を突き止め突入。そこに居たのは睡眠薬を摂取しプールに沈もうとしていたナセルでした。死なせるワケにはいかないと、サマドは救急車を呼び病院へ運ぶのでした。

イランの麻薬取締法

イランの麻薬取締法では、 ヘロイン、モルヒネ、コカイン、LSD、覚醒剤、またはそれらと類似の薬物を30グラム以上所持していた場合は死刑または終身刑となります。 売却が完了していないか、取引量が100グラム未満の初犯の場合は死刑ではなく終身刑という見方によっては殺人以上の大罪として扱われています。

死刑妥当の売人を見失ったのですから警察チームの過失は大きいと見えます。焦った部長は兎に角何とかするためにホームレスを集め収監麻薬捜査でホームレスを集めるこの行動に麻薬が無くならない理由が見えてきます。麻薬とは売るも買うも貧困層が大多数なのです。

自分勝手な善悪

このスラム地域では金持ちになるには売るしかなく、辛さから目を背けるためには買うしかありません。売人ナセルは富を得て家族に尽くしていました。それは豪華な家や食事、そして自分みたいな仕事をさせないようにと、子供の教育のために。逆に警察チームは自分たちの保身の為に働きます。これは警察と売人ではなく、”人間とは”を問う作品でした。

部長サマドが嘆きます。「俺が警察に入った頃は100万人の麻薬中毒者だったが、逮捕し続けた結果、今では650万人だ!」。何をしても止める事が出来ない中毒者の増加。それは同時に格差の広がりと貧困層の増大を意味しています。デモではなく、訴訟でもなく、その生き方で”貧しい”と訴えているのです。これはフィクションですがノンフィクションなのです・・・

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