全盛期が懐かしい気持ちはわかる・・・
マイクの3年後は夢が叶った・・・?
前作から3年、マイクはストリッパーを辞め夢であった家具屋を始めていました。しかし経営難でたった1人の従業員の保険も未納のまま。そんなマイクの元に、かつての仲間ターザンから昔の上司の訃報が届きます。そしてお通夜会場に向かうのですが、そこにはプールパーティーを開いて騒いでいる男性ストリッパー達の姿がありました。
落ち気味であるメンバーはマートル・ビーチで開催されるストリップ大会に出場し、ストリッパー生活に有終の美を飾ろうと考え、再びマイクをチームに誘います。しかしマイクは”家具屋の仕事がある”と断ってしまいます。その夜、音楽を聞きながら家具を作るマイクですが、メンバーに会って少し昔を思い出し体が動いてしまいます。翌日マイクは仕事を休業し、ストリップ大会に出場する決意を固めるのでした。
思ったようにいかない人生
前作では”このままストリッパーでいいのか”と悩んでいたマイクですが、夢であった家具屋を立ち上げています。しかし”幸せなのか?”と聞かれると微妙でした。家庭はなく従業員も1人で、経営難もあり頭を抱える日々。そんな時に全盛期を思い出させる懐かしい仲間達が・・・なんだろう、少し切ない気分になって観てました。
マイクじゃなくても”あるある”な美化された過去の思い出。当時は思い悩んでいたのに、時が経つと輝いていた自分になってしまいます。特に思った未来と違う現在なら尚更(映画の事であって私事ではありません!)。仕事を言い訳に距離を取ろうとしたのですが、ちょっと現実逃避したくなったのです(私事ではありません!)。しかし久しぶりのストリッパー、マイクの肉体は衰えていないのかが心配でした。
筋肉を観て楽しむ!そんな作品
チャニング・テイタムは筋トレしっかりしてました。しかし今作リッチー役ジョー・マンガニエロがキマッテました。作中でも言われている”彫刻のような肉体”には惚れ惚れします。特に斜めに構えた姿勢になると、ジョーの発達した胸部・肩(前後)がくっきりして・・・という引かれる視点で楽しんでしまいました。
過去のしがらみから脱却して”新たな自分の可能性”を求めたメンバー。大会へ向かうまでの旅で、色々なモノを手に入れたようでした。特にティトは”フローズンヨーグルトを美味しく作る”という才能を見つけています。多分そっとプロテインも入れているのでしょうね。今作はちょっとストーリー面はざっくりな感じですがそこは問題ではなく(?)、筋肉がしっかり躍動していたので満足しました。目の保養にお勧めです。
⇑ 友情+思い出なら”ハングオーバー”が面白い!
コメント も、文句以外で・・・