そりゃ繰り返すよね・・・
今回は”スチュ”の結婚で!?
ダグの結婚(リンクあり)から2年後、今回はスチュの結婚のためフィルたちはタイに集まる事になっています。しかしスチュは前回の大騒動を引きずっており、バチュラーパーティーは禁止、アランは呼ばないと決めていました。しかしダグからの強い説得がありアランを招待する事には了承します。そして今回はスチュの結婚相手ローレンの弟テディを加えて、パーティーの代わりにホテルの外でビールを1本ずつ手に持って乾杯するのでした。
そして目が覚めると何故だか小汚いホテルで部屋は乱れ、アランは坊主頭になり、そしてスチュの顔にはタトゥーが入っており、見知らぬ猿にテディの指輪が付いた”人の指”が落ちており、しかしテディの姿はないと前回にも増して混乱しています。そして再び3人は記憶を失っており、唯一の希望は室内で寝ていたチヤウでした。前日の説明をしようとするチヤウですが、ドラッグのしすぎで話の途中でぶっ倒れ脈が止まります。つまり2度目の”クソッタレな一日”の始まりという事です。
Amazonギフトカード(Eメールタイプ)テキストメッセージにも送信可 – 結婚祝い(ケーキ)
前回と似たような・・・なのに面白い!
ストーリー展開は前回同様に記憶がない、部屋が混乱、見知らぬ動物、行方不明という舞台が変わっただけで出来事はほぼ同じです。アランの異常さよりもスチュのサイコさの方が怖いのも変わり無くと、ある意味新鮮味のない出来栄え・・・のはずでした。しかし観てみると新鮮で、前回同様に笑ってしまいました。
”期待に応える笑い”を提供してくれたⅡ。本作はⅠを楽しんだからこそ面白い作品でした。2作目ですがシリーズ定番の笑いを既に構築しており、ハチャメチャな展開ですが前回を知っていれば”何が起こったか”を想像してしまいます。マイク・タイソンがカメオ出演し、ラストの思い出写真で締めくくる。こんなに楽しい思い出が出来たら3度目もあるんじゃ・・・・?
やっぱり懲りない?
スチュは懲りたようですが、アランはむしろ”思い出よもう一度”と感じています。既にここから怪しい雰囲気でした。ビール1本なのに・・・やっちまった・・・その思いが詰まった冒頭のフィルの電話は、前回よりも遥かに”ごめんなさい”を感じる謝罪になっています。まあ、手遅れなのですがね。
”ハングオーバー”の意味は二日酔いですが、この作品は飲酒(ドラッグも)注意の枠を飛び越えています。このメンツが集まった時には酒は禁止ですね。周辺被害も大きすぎます。こんなにハチャメチャに狂っている作品なのに面白い、その理由の一つは”大量の伏線と回収”にあります。何が起こったのか想像も出来ない出来事が、終盤10分でいきなり解決していくのですが、一つ一つの伏線がよく考えられています。オープニングの残念感からエンドロールの写真まで、全てに意味がある!しかし無意味!!そんな可笑しさはこの”ハングオーバー”しかありません。
コメント も、文句以外で・・・