蝙蝠といえばこのヒーロー!
ゴッサムシティの黒い救世主
幼い頃、井戸に落ちた拍子に”飛び出して来た蝙蝠の群れ”がトラウマとなったブルース・ウェイン。彼は”悪”とは何かを知る為”影の組織”で活動していました。ヒマラヤを本拠地とし、戦い方と恐怖を力に変える心理学を身に着け、誰よりも力をつけたブルース。そんな彼に犯罪者の処刑が命じられます。しかし人殺しを拒むブルースは影の同盟を抜け、ゴッサムシティに戻ります。
悪と戦う覚悟を決めたブルースは、自分の屋敷地下の洞窟を基地に変えます。そしてウェイン社が軍用に開発したスーツを手に入れ、”蝙蝠”を模した黒いマスクを付けマフィアを襲撃します。そして捕まえたマフィアを汚職まみれの警官の中、唯一正義を貫こうとするジェームズ・ゴードンに引き渡します。そして自らを”バットマン”と名乗り闇に紛れるのでした。
3部作に絡むヒーローと警官のバディ
本作バットマン役はクリスチャン・ベイル。その昔「アメリカン・サイコ」で裸チェンソー男として鳴らした?名優。かなり役にのめりこむ人物で、元々80kgあった体重を「マシにスト」の役作りのために半年で50㎏台まで落とし、更にバットマンの為に半年で80㎏まで回復し筋肉まで付けています。本作でも役ににのめりこみ、バットマン=クリスチャン・ベイルとまで言わしめる実力を魅せてくれます。
対するジェームズ・ゴードンはゲイリー・オールドマンが演じます。この正義の塊、本作の10年前に「レオン」でノーマン・スタンフィールドという最高な悪役を演じています。ハリポタではシリウス・ブラックとかなり有名どころで活躍しおり、有名度ではオールドマンに軍配。この2名が表と裏で活動するのが腐敗した街ゴッサムシティになります。
悪に見せたいのが”蝙蝠”
ブルースは幼い頃のトラウマから”蝙蝠”に恐怖していました。そんな彼があえて”蝙蝠”をモチーフにした理由は2つありました。1つはブルースではない存在になるため、そしてもう1つは”悪に同じ恐怖を植え付ける”ためでした。その思惑通り悪者にとって蝙蝠は怖い存在になります。
裕福なブルースは表では善人資産家、裏ではバットマンとして活動しています。ゴッサムの荒れた施策のせいで両親が殺された復讐の念も強いというダークヒーロー。・・・蝙蝠怪人ではなかったんですね。てっきり蝙蝠に育てられたとか、そんな縁がある者かと・・・。スーパーパワーではなく最新の科学力を駆使する知能派ヒーロー。彼の戦いはどんどん人間の闇に触れていくようで、とても好きです。3部を超えて続けて欲しい・・・
コメント も、文句以外で・・・