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ウルトラマン好きの為のウルトラマン作品「シン・ウルトラマン」

シン・ウルトラマン ☆映画あらすじと感想
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4.0 雰囲気が正にウルトラマン作品!

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巨大な正体不明生物の襲来

日本で突如、正体不明の巨大生物が襲来してくる事態が発生します。日本政府は、次々と襲って来るこの生物を総称し”禍威獣(かいじゅう)”と名付けます。そして禍威獣に対抗するための機関”禍特対(かとくたい)”を設立。配属された神永新二はこの未知の生物から人々を守る為、日々任務に徹していました。そんな折7体目となる新たな禍威獣、”ネロンガ”が現れます。

神永はネロンガの付近で逃げ遅れた子供を発見し助けるため走り出します。その時、突如空から銀色の巨人が降り立ちました。しかしその衝撃は強く、子供と神永を巻き込みます。銀色の巨人はネロンガを倒し、そして神永も埃まみれながらも無事戻りました。しかし突如現れた銀色の巨人も敵か味方か未知数。公安から巨人の調査のため浅見弘子が出向してきます。そして早速「巨大人型生物ウルトラマン(仮称)調査報告書」を作成し室長に提出するのでした。

元祖ウルトラマンに登場した怪獣・外星人が大集合

7号ネロンガの透明怪獣という設定は元祖と同じです。電力を吸い取り放つという設定もそのままにシン・ウルトラマンのデビュー戦を彩ってくれました。8号ガボラも同様ですが、ちょっと見た目がエヴァンゲリオン使徒に寄っており、さらに新技ドリルも披露しています。そして中盤メインストーリーの核となるザラブ星人メフィラス星人知的・高科学技術力を見せつけ、日本人を惑わせてきました。

大きな設定変更があったのは”ゾーフィ””ゼットン”でした。ウルトラマンと同じ外見ですが、本作では兄弟ではなく”謎の宇宙人”として登場し、ゼットンという天体制圧用最終兵器を操るという設定。ゼットンに至っては外見も大幅に変更しており、かなり機械兵器的になっていました。しかしこれは庵野監督ならではの”元祖ウルトラマンへの敬愛”の形です。

庵野監督の”オタク魂”に拍手

監督自身が自らウルトラマン役で自作映画を作った過去を持つほどのウルトラマンオタク。出演禍威獣は元祖ウルトラマンだけでなくウルトラQからも厳選されています。そして何よりコアな話が”ゾーフィ”でした。児童書の誤植から始まり、嘘情報まで流れたネタ真実へと変えてしまった力業に感服。オマージュなのにオリジナルになっているというのが新しすぎて・・・

OPから画像が70年代かな?と思う作りになっています。どことなく設定や台詞も古臭い感じを出しており、元祖に寄せて縦に大回転する時も直立姿勢とか、巨大化・飛び立ちシーンの”シュワッチ”姿勢はそのままで、バトルシーンでの光線・爆発シーンのみCGの進化が観られます。これなら新旧どちらから見ても違和感は少ないでしょう。”元々ウルトラマンは完璧なもので修正部分はない!”というウルトラマン大好きな声が聴こえてくる作品でした。

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