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ダサいのは”服”が原因ではない「プラダを着た悪魔」

プラダを着た悪魔 ☆映画あらすじと感想
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4.0 悪魔ミランダ素敵です

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お洒落な悪魔との出会い

アンドレア・サックスボーイフレンドのネイトと共にニューヨークに引っ越してきます。アンドレアは大手出版社への入社を果たし、夢であるジャーナリストへの道を歩き始めました。ファッションに全く興味のないアンドレアが配属されたのはファッション誌「ランウェイ」。認められればジャーナリストになれると期待して仕事に臨みます。

任されたのはファッション業界で絶大な影響力をもつミランダ・プリーストの第2アシスタント。しかしこのミランダ、横暴を具現化したような人柄早朝から電話が鳴り休む暇なく指示をされます。名前も覚えられずこき使われるアンドレアですが、「夢」のために全てを投げ打って付いていこうとするのでした。

ミランダは「本気」なだけ

鬼編集長ミランダは憧れを受けながらも恐れられる存在。自分の意見に自信を持っており、他者に対して厳しい印象を受けます。しかしミランダの放つ言葉は単純に「仕事に本気になりなさい」と伝えているだけなのです。それは成功したからではなく成功するための姿勢として一貫していました。

作中で色に触れるシーンがあります。アンドレアがどの「青も同じ青色」と言った事に怒りを見せます。それはプロとして青の中に個性を見つける姿勢がない事を叱責したのです。ファッションという職種で働くからには、形・色に対して真剣に取り組むべきというミランダの強い方針が感じられました。

洗練されたのは服装だけではない

ダサいアンドレアが段々と素敵になっていきます。しかし性格的・内面的にはダサくなってしまいます。アンドレアとミランダは根本的に考え方が違うのですが、ミランダの強さと姿勢に憧れるあまり本来の自分を見失ってしまいます。本当にアンドレアがしたかったこと、ほしかったものはなんでしょうか・・・。

環境に振り回され自分を見失うのはごく普通の事だと思います。問題は自分に帰ってこれるのかという所。流されて求めていた自分とは違う方向へいくのか、もっと良い自分を見つけるのか、選択は自分自身です。何かに気付いて帰ってこれれば、それはきっと洗練された・完成した自分になれるのでしょう。

※すごく余談ですが、推し俳優サイモン・ベイカーがさらっとでてました。ここも注目ですよ・・・ほら「メンタリスト」のパトリック・ジェーンですよ!!

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