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大人達の放課後はドキドキとワクワク「アフタースクール」

アフタースクール ☆映画あらすじと感想
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4.7 そうなんや・・・大どんでん返し!

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\サブスク引き籠り応援団です/

いつもの風景、いつもの生活・・・

梶山商事に勤める木村一樹には妊娠している女性・美紀と朝食中。中学時代の同級生で、間もなく子供が生まれます。その外では同じく元同級生で、現在教師をしている神野良太郎「車をローンで買った」とはしゃいでいます。その姿を見た木村は半ば強引に神野から車を借り出かけます。・・・そして帰ってきません。そのまま美紀は出産しました。

梶山商事では行方不明になった木村にあらぬ噂が立ってきたそのころ、神野の元に元同級生と話す探偵島崎が訪ねて来ます。神野はほとんど覚えていないのですが、なんとなく島崎の妹を好きだったことを想い出します。そして島崎は梶山商事から木村を探すように依頼されたことと、手持ちの写真から木村と一緒に映っている女性について尋ねます。親友の捜索ということもあり神野も手伝う事になるのですが・・・

キャストが厚い!

主役の神野良太郎は大泉洋。ローンを組んだばかりの車を取られ、なんだか探偵の手伝いまでさせられるお人よし。島崎は佐々木蔵之介。探偵らしく他人を信用せず、仕事は手早く済ます。しかし何か怪しげな雰囲気を持つ本作のキーマン。木村一樹は堺雅人。神野の車を借りたまま行方不明。元々物静かな性格。女性美紀役は常盤貴子です。

他にもムロツヨシがいて伊武雅刀がいてと、豪華というよりも「層の厚い俳優陣」で構えていました。大泉のひょうきんさや、佐々木蔵之介のお人よしでも鋭い一面を感じるというように、俳優個人のキャラクターが生きているところがポイント高い理由です。このメンツに監督が内田けんじ、さらにミステリーと絡んで最後まで楽しめる作品となっています。

こんなにひっくり返すなんて!?

これは中々面白い!メインキャスト達の雰囲気からワチャワチャしたコメディかと思いきや、しっかりとしたミステリーでした。しかも定石と応用のある作りで、まさに大どんでん返し。キャッチコピー「甘く見てるとダマされちゃいますよ。」ですが、しっかり観ても騙されてしまう作りでした。

シリアスパートは推理と思考が必要ですが、基本的には同級生たちの友情と恋愛物語。観ていると「あれ?そうなるの?」なんて思っているうちに最後には神野が偉く男前になります。そして中学時代の続きを再開するという、十数年の時を経てからの放課後は最後の最後に泣かせてきました。古い友人の顔が浮かぶ名作です。

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