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どこまでが”イタズラ”で済まされる?「ドント・ハングアップ」

ドント・ハングアップ ☆映画あらすじと感想
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3.0 やりすぎた結果は自己責任

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ドント・ハングアップ!!(電話を切るな)

ロサンゼルスのAM3時23分、眠っているコルバイン夫人スマホの着信で目が覚めます。相手は警察で家族の居場所確認を求めます。そして警察官は「不審者が2人侵入している。家を包囲しているので、鍵をかけて電話を切らずにじっとして。」と告げます。更にその後「少女がやられた!!」と聞き、コルバイン夫人はショックで電話を落とします。そして「最後の報告です。これはイタズラです。まんまとひっかかったな!」電話の向こうで笑う声が響くのでした。

高校生4人組で行っている”イタズラモンキー69”は、イタズラ電話で狼狽した様子を動画サイトにアップして楽しんでいます。そしてこの日、モズリーとブレイディがいつものようにイタズラ電話を始めます。しかしその電話相手の1人が「君たちのイタズラはタチが悪いな。思い知らせるべきだと判断した。」と行ってきます。相手にしない2人でしたが、非通知でかけたはずなのにこの男から再び電話がかかってくるのでした。

迷惑系へのズバリ警鐘

ピザ屋へのイタズラ依頼なんかは可愛いもので、金銭が発生してないだけで本格的な詐欺レベルのイタズラ電話をかけ回っています。適用な相手にかけ回り、本当に心配になる出来事が今現在起こっているかの如く話し困らせ、最後は「イタズラでしたー」で締めるという胸糞活動を行っています。

高校生の若者達がタチの悪いイタズラを”遊び”として行っており、最初の夫人なんかはかなりの衝撃を受けた事でしょう。”娘が撃たれた!?”と狼狽した彼女のストレスは測り知れません”ちょっとしたつもり”から始まった安易な考えは、彼ら自身を恐怖に陥れる原因になっていきます。

迷惑を掛けた”その後”を知らないだろう

その時その場で電話を切り終わる為、このイタズラによってどうなったのかを知らないメンバー達。彼らが知らないだけで悲劇が生まれていたことを、この後じっくりと思い知らされます。しかしこれは因果応報というものであり、どんな出来事も同情の余地はありませんでした。限度を超えた行動と、その結果はイタズラという言葉だけでは済まされませんでした。

序盤は心理戦にドキドキしましたが、中盤からパッケージの見た目通りにホラー・スプラッタ化しました。伏線はしっかりしており、結果=責任があるという構図は面白くできていました。しかしこういう作品は最後は実力行使になるのが必然。高校生と電話相手の男、どちらがどんな結末を手にするのか・・・意外性は低めですが、警鐘物としてはよろしい作品です。

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