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“誰か”の為に存在する、それはきっと人間「アイの歌声を聴かせて」

アイの歌声を聴かせて アニメ
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4.0 ”怖い”という気持ちもわかる

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ズレてる高性能AI

大企業星間エレクトロニクス。ここでAI研究を行っている天野美津子”シオンプロジェクト”に自信満々。見た目も思考や反応も完璧に人間そっくりのAIロボットができたと確証しているからです。そしてプロジェクトの集大成として、5日間ロボットとばれずに高校生活ができるか?という実験を始めます。しかし向かう高校は美津子の娘、悟美が通う高校。少し不安がよぎりますが、当のAIシオンは「ララーララーラ」と上機嫌な様子。

悟美家事全般と家計簿を受け持つしっかり者。美津子が大きなプロジェクトに携わっているのも知っており、全力でサポートしています。この日もいつも通り景部高等学校に登校するのですが、彼女は学校では”優等生””チクリ”と陰口の対象となっていました。そんな悟美のクラスAIである芦森詩音が転校してきます。そして詩音は悟美を見つけるなり近寄り「悟美、今、幸せ?」と質問し、呆気にとられる悟美に「私が幸せにしてあげる」と突如歌い始めるのでした。

AIは危険?怖い?

シオンプロジェクトの高校転校について星間エレクトロニクスの正式な了承は得ていません美津子は”普通に言っても通らない実験”と理解していたのでした。そこにはロボットであるが故のリスクを誰よりも知っている美津子の固定観念が見えます。

確かに人間より体が強い(硬く)という事もありますが、一番怖いのは”暴走”。機械なので故障した際の思考・行動が読めないのです。更にAIなのでWIFIの如く周辺のネットワークに関与できます。データ改ざんや盗撮など犯罪活動がお手軽に即座に出来てしまうのです。AIシオンは存在自体が既にハイリスクとなっていました。

思考が読めない、行動がわからない・・・それって・・・

命令を忠実にこなす、でも何かあった時の思考・行動がわからない。これは確かに怖いのですが、しかしこれってAIに限って??家庭で学校で職場で、それぞれ関わる人も全て同じでは?確かにポンコツ行動をするシオンには引いてしまいますが、それでも真っすぐに「あなたを幸せにする」という姿勢は本来人間のあるべき姿でした。

何かにつけて”危険だから”と口に出す大人と、”これは素的なこと”と思える学生AIとは元々は誰のために、なんのために開発されているのか。偉業のために開発しているのか、素敵な友達を作っているのか、でもきっとAI自身が答えをだすのでしょうね。後半のとあるシーンで感動する部分のはずですが、僕自身は”怖いよ、これ”と思う部分がありました。しかしある意味、人間より無垢で安全なのかな・・・

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