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文化と宗教は子供より大事ですか・・・「エイブのキッチンストーリー」

エイブのキッチンストーリー ☆映画あらすじと感想
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3.6 各国料理は混ぜても安全

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\サブスク引き籠り応援団です/

挟まれ過ぎている少年

父はパレスチナ系、母はイスラエル系でブルックリン生まれというエイブ料理が大好きで作ってはSNSに挙げてフォロワー達と話すことを楽しみにしています。今日は12歳の誕生日、自分のバースデーケーキを作り両親の親族を迎えます。楽しいパーティーの始まり・・・のはずが・・・

親族が集まると頭を抱えるのはエイブ。宗教や文化、そして戦争の歴史で意見が食い違う両系の言い争いに疲れてしまいます。そして自宅から出て、ネットで気になっていたフードフェスへと向かいます。ここで料理人チコが出す屋台の料理”アカラジェ”を食べます。この中東料理をジャマイカ風にした”フュージョン料理”にエイブは自身の家族と料理を思い浮かべるのでした。

フュージョン料理というジャンル

有名なのはアメリカ+日本=カリフォルニアロールでしょうか。様々な国の料理や調理法を合わせた”多国籍料理”のことではありますが、ただ合わせるだけではなく”融合”という意味のフュージョン。複数の国料理を重ねるだけではなく、固定概念に縛られない創造的な調理法で作られます。

そんな国境を越えた料理と味にエイブは衝撃を受けます。元々文化と宗教の違いに悩まされているせいか、各国料理を併せることは思い浮かばなかった様子。冒頭で作っていたケーキも3種類それぞれの系統作っていましたし・・・可愛い孫にこんなに気遣いさせるのか・・・

争いの種はなに?

憎しみ合うような親族一同ですが、エイブは創作料理を作ることで両家の仲を取り持つ、そのきっかけになるのではと希望を持ちます。そんな想いを感じてはいるでしょうが、自己主張を止められない大人達これはきっと世界の縮図こんな争いの種なら捨てちぇば・・・と思ってしまう無神論者(僕)でした。

美味しそうな料理の数々、というよりも一人の少年が料理という武器を手に歴史に立ち向かうという冒険譚。変えられない過去を見る大人達に、未来は変えられると証明できるのか!?この小さな物語は世界中の人間に大事なことを訴えていました。

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