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”国の人が言ってる!”事が真実なのか?「記者たち 衝撃と畏怖の真実」

☆映画あらすじと感想
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3.3 真実とは・・・

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\サブスク引き籠り応援団です/

テロ支援国家撲滅のため

2001年9月11日に起きたニューヨーク同時多発テロを受け、時のアメリカ大統領ブッシュはテロ撲滅を宣言します。そしてテロ首謀組織アルカイダと共に、イラン・イラク・北朝鮮を”テロ支援国家”と見なしました。そして”イラクは大量破壊兵器を保持している”と決定づけイラクへの侵攻を画策し始めるのでした。

しかしこの”大量破壊兵器保持”について新聞社ナイト・リッダーは慎重でした。ワシントン支局長ジョンは、ジョナサンウォーレンの2人に調べさせます。2人はそれぞれ政府関係者に執拗に聞き取りを行いますが、大量兵器保持の証拠が出てきません。更にイラクとアルカイダの関連性もほぼ無いと知ります。この情報は果たして真実なのか・・・

疑わしくは罰せよ

イラク侵攻理由としてテロ支援している、大量破壊兵器保持サダム・フセイン独裁によるクルド人弾圧湾岸戦争後の査察に非協力を挙げています。しかしテロ発生の9月から1カ月以上、アメリカはイラク政府の関与を否定していました。何故急に意見が変わったのか・・・

この出来事以前から亡命イラク人の影がありました。フセイン政権打倒を目論んでいたのか、捏造しアメリカにイラクの大量破壊兵器保持を訴えています。そしてテロが起こると”ここぞとばかり”に更に情報を出します。そしてイラク戦争へと発展していくことになりました。

戦争なんてそんなもの?

本作は亡命したイラク人の話を真に受けた政府の図を描いた実話。アメリカの利権もあったようですが、当時は”これが真実”と報道されています。各国もアメリカに協力し、日本も戦後初となるPKO外での自衛隊派遣を行いました。戦争になった元ネタはイラク人からの言葉と文字。証拠が無くても大義名分が出来てしまった事が”衝撃と畏怖”でした。

何事も後の祭りで片付けられるのが国政嘘を見抜くことは困難で、新聞やTVで報道されている事が真実になります。ナイト・リッダーのように”まずは疑う”という姿勢を持つ事も必要なのです。時間によって薄れていく事件の映画化は有難いものです。同じ轍を踏まない、と自分に言い聞かせて・・・とりあえず選挙に参加する事にします・・・他に出来る事ないですし・・・

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