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噛まれてもいないのに”ゾンビのように”生きてしまう僕らへ「ウォーム・ボディーズ」

ウォーム・ボディーズ ☆映画あらすじと感想
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4.2 ゾンビの心情を歌で表すのはGOOD

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ゾンビの想いを人間は知らない

とある青年ゾンビ”俺はゾンビ。名前も覚えてないし、どうしてこの空港にいるのかもわからない、誰かにぶつかっても謝る事もない。親友とは会話のようなこともする。お腹が空いたなとかね。だから餌(人間)を探しに行くんだ。でも人間はすぐに頭を狙うから集団で向かう。しかし動きが遅いな・・・”

ゾンビを生み出す感染症が流行して8年、人間は大きな壁を作り身を護っています。ある日ジュリーは人類の為に壁を超えて、ゾンビの世界へ向かいます。廃墟になった病院で薬を探すジュリー達ですがゾンビに見つかります。そこで青年ゾンビはジュリーに一目ぼれしてしまうのでした。

青年ゾンビRの苦悩

後に”R”と名付けられる青年ゾンビには自我が残っており、自分の家も構えています。動きは遅いのですが、指先までしっかりコントロールできる、そんな人間率20%ぐらい彼の楽しみはレコード鑑賞80年代の曲をレトロなレコードプレーヤーを使って聴いています(登場17曲)。

人間の感情が残っているため、その時のRの心情に合った楽曲を選択します。上手に話せないRの思いを代弁する音楽、その使い方がGOOD。現状に憂いたり恋に悩んだりと、その姿は人間と何も変わらないモノでした。・・・と、考えて観てみるとRという存在は現代社会人の象徴に見えてきてしまった・・・

僕らは誰にも噛まれていない

何も考えずに生きていければ楽なのに、そんな風に考えて生気なく生きる日々。それじゃあ”ゾンビと変わらないよ”とRに言われている気がしました。青白く仄暗い世界で生きるRは、ジュリーを見た瞬間からカラフルな世界を期待し”鼓動”します。恋は活力!という言葉のままに、ゾンビらしからぬ光に手を伸ばす姿は見習いたい・・・

B級Zラブコメディと侮るなかれな本作。Rの葛藤は上手く生きられない人間の象徴で、ジュリーの悩みは世間体と常識に囚われた人間そのもの。何かを超えるためには何かを壊さないといけないのです。それは自身の思い込みであったり、今までの環境であったり。ゾンビに負けないよう、人間は生きなければならない!そんなメッセージが胸熱でした。

ゾンビミュージカル!?「アナと世界の終わり」
世界中でウイルス感染によるゾンビが発生しており、このリトル・ヘブンにも影響が起きてきました。アナは音楽を聴き、歌いながら徒歩でゾンビ達の徘徊する町を歩きます。悠々と歌いながら歩くアナですが、流石に異常に気付く来ます。そしてアナの脱出劇が始まりました。

こんな世界で諦める事なく生きていけますか?「ワールド・ウォーz」
英国では未知のウイルスによって、感染者が異常行動に出るというニュースが流れていました。そんな中アメリカではジェリー・レインが大渋滞に巻き込まれています。上空には”ヘリ”が旋回し、地上では白バイが叫ぶように警告、そして逃げ惑う人たち。女性が男性に噛みつくと、その男性も凶暴化し暴れ走り出すのでした。・・・これはzとの戦いの記録・・・

”設定”なんかどうだっていい!そんな愛すべきB級「必殺!恐竜神父」
2017年の映画「必殺!恐竜神父」のあらすじと感想。牧師として教会に勤めるダグは、ある日両親を失います。傷心した彼は自然豊かな中国に旅行します。しかしそこで手に入れた牙の化石が彼を恐竜に変えてしまう・・・振り切ってる愛すべき作品です。

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